2015年5月12日

じんのびーと日記 #003





 連休明けのじんのびーとに残っているのは、玄関前のタケノコを器にした生花。コウキやカリン、シュンタロウらが掘ってきたもので、タケノコ掘りというより、背くらべできそうなほどの大物でした。つまりは、タケノコ折り(笑)。根元に近い節を器にしたようです。誰もいなくなった大きな家にいると、残された物たちの存在が目に入る度しんみりしてしまいます。子どもたちの黄色い声、おとうさんやおかあさんの寛いだ笑顔、楽しかった食卓、ますやんと呼んでくれるひとりひとりの声まで鮮やかに蘇ります。キャンプが終わってもこんな気持ちになったことはなかったのに、不思議ですねえ、これが家というものでしょうか。もう何年も前からじんのびーとに住んでいるような錯覚を覚えます。










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